■商品・トレンド名
尾木直樹

子育て・教育現場に警鐘を鳴らし、パパ・ママの頼れる存在

■推薦文
テレビ番組でやわらかい物腰や口調でお茶の間を賑わしてくれた通称「尾木ママ」は、今年最も話題となった教育評論家。日本の教育や子育て環境をより良くするため、今年はより一層、番組出演や書籍刊行、講演会など、精力的に取り組む姿が印象的だった。叱らない子育てをはじめとした、尾木ママ流子育ては今後の子育て業界の大きな糧となるだろう。

■コメント
これって、子育て中のパパ・ママ限定の賞かと思っていたわ。“卒業生”もいただけて、すごくうれしいわ。今年は大震災があり、社会も個人も、不安がいっぱい。一方で、家族の絆の大切さを実感されたことでしょうね。そんな今年は例年にも増して、多くのママたちからたくさん悩みが寄せられたの。でも、そんなに悩まなくても大丈夫よ。大事なのは、子供の目線。叱る前に「どうしたの?」と聞いて。子どもの辛さに共感できれば、子どもは安心し、困難に挑戦する勇気とパワーがわいてくるものよ。みんなで子育て出来る日本にしたいですね。

■DATA
1947年滋賀県生まれ。中高などの教師として22年間ユニークで創造的な教育実践を展開。現在は法政大学教授、早稲田大学大学院客員教授、臨床教育研究所「虹」所長。「尾木ママ」の愛称で親しまれ、多数のメディアで活躍中。著書に『尾木ママの「叱らない」子育て論』(主婦と生活社)、『危機の大学論』(角川Oneテーマ21)など。